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好みの味の白ワインを探そうとしても、なかなか選び方が難しいものです。
甘口と辛口はわかりやすいですが、「酸味がキツすぎないほうがいい」「辛口がいいけど辛すぎるのも好きじゃない」など、味の細かな趣向はワインのボトルに書いてある説明をいちいち読んでいかなければなりません。好みの白ワインを選ぶための大きなポイントは二つあります。
一つは産地や品種の大きな特徴をつかんでおくこと、もう一つはフレッシュな果実味を楽しむタイプなのか、樽を使って熟成させたタイプかを見ることです。
一つ目の産地や品種の特徴は、ある程度本で勉強したりたくさんの種類を試してみる必要があります。お気に入りの白ワインが一本見つかったら、その品種や産地について少し調べてみると、次の一本が探しやすくなるでしょう。例えばシャルドネ種のワインが気に入ったとして、それがシャブリなどとても寒い産地で作られたものか、同じフランスでも南仏のように気温が高く日照時間も長いような産地で作られたものなのかによって、味わいが変わってきます。前者は酸味がキリッとしたシャープなタイプ、後者は果実味がたっぷりのタイプに仕上がることが多いです。
二つ目のポイントは樽熟成からくる複雑な風味の白ワインか、フレッシュなブドウの果実味たっぷりの白ワインかを見ることです。これは説明を読んでもわかりにくいことがあるので、判断できないときはお店の方に聞いてみるといいでしょう。